南翔饅頭店ツアーその1「長興楼」 15:00

ひとつぐらいは観光をしようと、午後2時ごろ、南翔饅頭店を目指し市街へくりだすことにした。タクシーで行きたかったが、場所の説明を直接ドライバーにする事は無理なので、コンシェルジェに問い合わせた。日本語、英語ともに通用しなかったので、地図を指して説明し、相手から「ショウロンポウ」という声が聞こえたので、Yes,Yesといって、何とか理解してもらえた。
コンシェルジェの人がタクシーの運転手に道先を指示してもらい出発。後は、ぼられないよう後ろから睨みを利かすのみである。

ホテルから目的地まで約30分、13km、36元(13円/元)。安い。
店の近くに下ろされたため、目的地までは地図をたより探した。
あった、
いきなり、行列。こんなに並んでいるのかと目を疑ったが、この行列は実は持帰り用の「小籠包」を求めている人の列だった。(ここで買うと16個で8元だったらしい)その行列を避けて店の中に入る。中は3つの店に分かれていて、無難な真ん中の「長興楼」というところに入った。先に待っている人はいたが、席につくまで、それほどの時間はかからなかった。メニューはデザートメニューが書いてあるようなものに、小籠包と飲み物がすべて書かれていた。メニューの数は少なく、小籠包3種類、春巻き、スープ等程度だ。その中で蟹肉小籠包(20元)、招牌小籠包(蟹味噌40元)を頼んだ。最初に蟹肉がきた。
「うまい!」六本木ヒルズの同店よりきっとうまい、さすが本店である。おそらく、今まで食べた小籠包で一番であろう。妻と共に納得。
その後、招牌小籠包である。これも「うまい」でも高い割には...蟹肉の方がうまいかな。まだまだ、食べ続けられると思ったのだが、南翔饅頭店一番の小籠包を食べていない。それは、隣の「鼎興楼」にあるとのこと。ここにいくしかない。