南翔饅頭店ツアーその2「鼎興楼」 16:15

この店は、今いた「長興楼」と廊下を挟んで向かい側にある。入口で、一人当たり最低60元食べなくてはいけないといわれた。まあ、いい。鼎級小籠包を食するのであれば、それは問題ではない。席にすわり、メニューをみると、「あれ、見たことがあるメニューだ」そう、六本木ヒルズの店と概ね同じメニューなのだ。しっかり、日本語でも書いてある。ちょっと期待はずれ。料金設定もさっきの店に比べると高めで鼎級小籠包は88元、招牌小籠包が50元。さっきの店とは、客層の差別化を図っているのが一目瞭然である。ここの店では、鼎級小籠包(蟹黄翅小籠包)と招牌小籠包、蟹黄白玉巻を頼んだ。実は、招牌小籠包は、前の店で食べたものとまったく同じだった。10元高いのである。10元はサービス料でとられているようだ。鼎級小籠包は確かにうまい。でも、88元を払う必要があるのかといった感じがする。値段の割には、どう?という感じである。
結局、「長興楼」で、たらふく食べるのが一番おいしさを満足できるのではと思う。安くすませたいのであれば、外の行列に並び、16個8元をゲットすればいい。